明日 風になろう

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正月は雪かきかも

今年の正月は実家のある富山へ帰る予定だ。
この10年位ずっと正月は帰省をパスしてきたのだが、今年の秋に父親が癌の手術を受けていて、まあ高齢だし何かと家族全体が心細いということもあり、帰ることにした。

富山の年始は特にどうという特徴もないのだけど(というか最近何がどうなっているかあまり知らない…)、今年に関してはこれまでの何年かと違って、かなりの積雪が見込まれるようだ。

ちゃんと記録を見たわけではないけど、富山で雪がしっかりと積もるようになるのは、ずっと年が明けた1月以降が多かったのではないかと思う。
僕が子供の頃でさえ、12月は初雪は降ってもその後また雨に戻り、早ければクリスマス以降に少し積もるくらいだったような雪の記憶だ。本当の冬が来るのは1月の新学期が始まったあとで、そうなるともう圧倒的な雪の毎日だった。

でも今年はなんだか雪がとても早くて、年内のうちに相当の積雪があったようだ。その後に雨が降って幾らかは溶けたようだけど、それでも20センチ位の積雪は残っているみたいで、この後の1週間も冬型の天候が続けば帰省するタイミングでもけっこうな雪が待っているかもしれない。

小学生の頃、実家は現在よりもっと山あいの方にあり、かつ車が走るメインの道路(と言っても道幅4メートルくらいしかない)から細い私道を50メートルくらい奥へ入ったところに建っていた。
雪がひっきりなしに降る1月から3月頭の間、僕は家の雪かき担当だった。
毎日夜の天気予報で、その晩に雪が積もるのかどうかを確認して、降るのであれば翌朝は6時起きになる。

当時の僕が住んでいた地域では、真冬は毎晩60センチ位の積雪が普通にあった。
前述のとおり実家は道路から奥まったところにあったので、何もしなければ家から出ることも困難だ。なので小僧だった僕は早朝からスコップとかスノーダンプという除雪の道具を持って、せっせと除雪をする毎日だった。




富山に降る雪は主にボタン雪で、湿気を含み積もるとずっしりと重い。粉雪のようにさらさらとスコップからこぼれたりしないが、ひと掻きごとに腰を落として全力で遠くへ投げ捨てることが必要な雪だ。雪かきと一口に言うが、かなりの重労働なのだ。

家族で誰かが雪かきを手伝ってくれた記憶はあまりない。
雪かきは当然のように僕の仕事になっていて、その間に両親とか妹とかは暖かいこたつの中でのんびりと朝食をとっていた。今にして思えばずいぶんな話だ(-_-;)

さて、何をおいても必要なのが、メイン道路までたどり着くための私道の除雪だ。
昨日の朝もスコップで開けたはずの細い道が、夕べの雪でまた60センチの高さまで埋まっている。僕はその雪をスコップで左右に投げ飛ばしながら、一歩一歩道路へ向けて道を作っていく。
ちなみに当然の話だが、毎朝左右に雪を掻き分けているので、日に日に左右の雪は高さを増していく。除雪担当の僕は、毎朝昨日の朝よりも高く雪を掻き上げなければいけないという宿命を背負って作業するのだ。

大体朝の7時前くらいになるとメイン道路近くまで除雪は終わり、ちょうどそのタイミングでブルがやってくる。ブルとは「除雪ブルトーザー」のことで、各道路の除雪のために早朝から町中を走り回っているのだ。

除雪ブルといってもその仕事はとても大雑把で、道路に積もった雪をグォングォンと一気に道の左右にかき分けていくだけだ。そこに人の家の玄関があろうと車庫があろうと、イチイチ気になんかしていられない。。とにかく力任せに路上の雪を取り除き、一刻も早くクルマが走れるようにするのが役目だ。道の両脇に寄せられた雪を何とかするのは、それぞれの家庭の雪かき担当なのだ。つまり我が家で言えば僕だ(T_T)

ブルが通りすぎるのを待って、僕は最後の除雪にとりかかる。ちょうど道路に面した私道の出口にうちの車庫があり、その前にブルにより積み上げられた圧縮雪がドカンとたまっている。それをスコップとスノーダンプで取り崩して道路脇の小川に流すのだ。これがけっこう大変で、真冬にもかかわらず毎朝大汗をかきながら車庫から車が出れる広さを確保していた。

何とか車庫前の除雪が終わるころ、父親が家から出て車庫へやってくる。
「ご苦労」と僕の頭をポンポン叩いて車に乗り、ブルが開けた道路を走り去っていく。僕は毎日手を振りながら父を見送り、それから急いで自分の支度をして学校へ向かった。

こうして思い出してみるにつけ、とてもじゃないが今ではできないわというのが正直な感想だ。
父や家族のために毎朝がんばって道を作ったのはいい思い出だが、作業のボリュームは相当のものだ。現在僕の周りでそれだけの労働量を日々こなしている小学生は多分いないだろう。
おかげで僕は毎年ひと冬終えるごとにものすごく肉体的に成長したと思うし、一日の一番寒い時間に毎日作業することで、滅多に風邪もひかないカラダになれたと思う。

今年の正月は、もしかしたら久しぶりに除雪仕事がたっぷりと待っているかもしれない。
昔のように道路まで50メートルも頑張らなくてもいいが、年齢が50になっているので別の意味で辛そうだ。
腰を痛めないよう、気を付けないと(-_-;)

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-2 Comments

ハーモニー says..."こんばんは♪"
カゼマカセさんはお正月に富山に帰郷されるのですね。
今年は雪が多いので気をつけてね。

小学生で雪かきの仕事は大変でしたね。
今年は雪が多いので、お家の方は大変かも...
身体、気をつけてね。そしてお父さん、お大事に...

カゼマカセさんは料理もお掃除もお弁当づくりもできてすごいね。
読んでいて参考になる事が多いです(^-^)

よい年末、お正月をお過ごしください。
2014.12.22 23:37 | URL | #- [edit]
カゼマカセ says...""
ハーモニーさん。

こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます。

正月は雪かき覚悟で帰省してきます。
料理も掃除も弁当も真似事ですが、必要に迫られれば何とかしないとです。

忙しく寒い年末年始、どうぞご自愛下さい(^^)
2014.12.23 00:18 | URL | #- [edit]

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